犬に合うハーネスの選び方は?体に負担をかけない付け方を解説!

病気・健康

「散歩中に愛犬がゼーゼーと苦しそうにしている」「首輪だと喉への負担が心配」と悩んでいませんか。大切な家族であるワンちゃんには、少しでも楽な格好で歩いてほしいですよね。この記事では、愛犬の体型や癖にぴったりのハーネスを見つけるコツと、呼吸を楽にする付け方を分かりやすくお伝えします。最後まで読めば、明日からの散歩がもっと楽しく、安心な時間に変わりますよ。

  1. 犬に合うハーネスを選ぶ一番のポイントは?
    1. 喉や首への圧迫を避ける形か
    2. 前足の動きを邪魔していないか
    3. 引っ張った時に力が分散されるか
  2. 愛犬の体に負担をかけないための種類を知ろう
    1. 肩が自由に動かせるY字型
    2. 衝撃を優しく吸収するベスト型
    3. 体型に合わせて調整しやすいH型
  3. 犬種ごとの特徴に合わせたハーネス選びのコツ
    1. 首が太いパグやフレブルに合う形
    2. 足が短いダックスの腰を守る工夫
    3. 抜け出しが得意な柴犬への対策
  4. 体に負担をかけない正しいサイズを測る方法
    1. 胴回りの一番太い場所はどこ?
    2. 首の付け根を測る時の注意点
    3. 体重だけで判断してはいけない理由
  5. 散歩中に抜けないための安全な付け方と手順
    1. 足を上げずに装着できるタイプ
    2. 指が何本入るのがベスト?
    3. 左右のバランスが崩れていないか
  6. 引っ張り癖を直したい時の選び方
    1. リードを胸側に繋ぐ仕組み
    2. 脇が擦れて痛くならない素材
    3. 飼い主の指示が伝わりやすい構造
  7. シニア犬や子犬に優しい素材は何がいい?
    1. 皮膚が弱くても安心なメッシュ
    2. 柔らかくて軽いクッション生地
    3. 夜道でも見つけやすい反射材付き
  8. 首輪とハーネスを使い分けるべき場面
    1. しつけを重視したい時の首輪
    2. 体の健康を優先するハーネス
    3. 両方使うダブルリードの活用法
  9. まとめ:愛犬にぴったりのハーネスで毎日の散歩をもっと楽しく!

犬に合うハーネスを選ぶ一番のポイントは?

毎日のお散歩で、ワンちゃんがグイグイ引っ張って喉を鳴らしている姿を見ると心配になりますよね。首輪は指示が伝わりやすい反面、喉の細い気管をダイレクトに圧迫してしまうデメリットがあります。ハーネス選びで最も大切なのは、犬の骨格を理解して、呼吸を妨げない形を選ぶことです。愛犬の呼吸が荒くならず、スムーズに足が前に出るものを選んであげましょう。

喉や首への圧迫を避ける形か

ハーネスの最大の目的は、首への衝撃を分散させることです。首輪と違い、ハーネスは胸や背中で支えますが、デザインによっては前胸のストラップが喉のすぐ下を通るものもあります。これでは首輪と同じように喉を圧迫してしまい、気管を痛める原因になりかねません。

特に「気管虚脱」という喉の病気になりやすいトイプードルやポメラニアンなどの小型犬には、喉元が深く開いたデザインが適しています。首の付け根よりも下の、胸の骨(胸骨)がある位置で支えるタイプを選ぶのが正解です。

  • 喉仏の位置にストラップが当たっていないか確認する
  • 首の付け根がV字やY字に開いているものを選ぶ
  • 引っ張った時に喉に食い込まない構造かチェックする

前足の動きを邪魔していないか

犬が歩くとき、肩甲骨は大きく前後に動いています。安価なハーネスの中には、前足を横から囲うようなストラップ配置になっているものがあり、これが肩の可動域を狭めてしまいます。歩くたびにストラップが肩に当たると、犬は歩きにくさを感じて散歩を嫌がるようになるかもしれません。

理想的なのは、前足の付け根や肩まわりに十分なスペースがあるデザインです。脇の下にストラップが密着しすぎていると、皮膚が擦れて炎症を起こす原因にもなります。前足の自由度が高いハーネスは、犬が自然な歩幅で軽快に歩く手助けをしてくれます。

  • 肩甲骨の動きをストラップが制限していないか
  • 前足の付け根(脇)に指数本分のゆとりがあるか
  • 足の運びがスムーズに見えるか観察する

引っ張った時に力が分散されるか

犬が急に走り出したり、何かに驚いて踏ん張ったりしたとき、体の一部だけに衝撃が集中するのは危険です。特に細い紐状のハーネスは、一点に力がかかりやすく、食い込んで痛みを感じることがあります。面で支えるタイプや、クッション性が高い素材を使っているものなら、衝撃を優しく受け止めてくれます。

力が一点に集中すると、そこを避けるために犬が変な歩き方をしてしまい、関節を痛めることもあります。胸全体を包み込むような「ベスト型」などは、引っ張り癖がある子でも衝撃が広範囲に散るため、体への負担がぐっと少なくなります。

  • ストラップの幅が細すぎず、適度な太さがあるか
  • 胸に当たる部分に柔らかいパッドが入っているか
  • 急な衝撃でも体から外れない安定感があるか

愛犬の体に負担をかけないための種類を知ろう

ハーネスにはいくつかの形があり、それぞれ得意なことが違います。愛犬の性格や体型に合わせて選ぶのが、快適な散歩への近道です。形ごとの特徴を理解すると、「うちの子にはこれがベストだ!」という選択ができるようになります。それぞれの形状の強みを知って、愛犬の今の状態に合うものを絞り込んでいきましょう。

肩が自由に動かせるY字型

Y字型ハーネスは、犬を正面から見たときにストラップが「Y」の字に見えるタイプです。胸の真ん中にある丈夫な骨で支えるため、首への負担がほとんどありません。また、肩まわりが大きく開いているので、運動量が多い活発なワンちゃんにとても向いています。

このタイプは足の動きを一切邪魔しないため、ドッグランで走り回ったり、ハイキングに行ったりする時にも最適です。ただし、サイズ調整が少し難しいものが多いので、首回りと胴回りの両方が細かく調整できる製品を選ぶのが失敗しないコツです。

  • アクティブに走り回る犬に向いている
  • 喉への圧迫が非常に少ない
  • 前足の可動域が最も広く確保できる

衝撃を優しく吸収するベスト型

ベスト型は、その名の通り洋服のベストのように胸全体を包み込む形をしています。ストラップではなく「面」で体を支えるため、引っ張った時の圧力が体全体に分散されるのが大きな特徴です。クッション性が高いメッシュ素材などが使われることが多く、肌あたりも非常にソフトです。

引っ張り癖が強い子や、体力が落ちてきたシニア犬、皮膚がデリケートな子にはこのタイプが一番優しいでしょう。デザインも豊富で、洋服感覚でおしゃれを楽しめるのも嬉しいポイントです。ただし、夏場は熱がこもりやすいので、通気性の良い素材を選ぶことが欠かせません。

  • 引っ張り癖がある子の衝撃を和らげる
  • シニア犬の体を優しくサポートできる
  • マジックテープで簡単に着せられるものが多い

体型に合わせて調整しやすいH型

H型ハーネスは、首回りと胴回りの2つの輪を背中のストラップで繋いだような形をしています。調整箇所が多いため、どんな体型のワンちゃんにもフィットさせやすいのが最大のメリットです。子犬のようにどんどん体が大きくなる時期でも、成長に合わせて長く使うことができます。

構造がシンプルなので軽量なものが多く、ハーネスの重さを嫌がる子にも向いています。また、足を上げずに頭を通すだけで装着できるタイプが多いので、足を触られるのが苦手な子でもスムーズに準備ができます。

  • 成長期の子犬でもサイズを合わせやすい
  • 軽くて犬の体への重さの負担が少ない
  • 装着が簡単で散歩の準備がスムーズ
ハーネスの形体への優しさ動きやすさおすすめの犬
Y字型喉に優しい非常に良い活発な犬、喉が弱い犬
ベスト型非常に良い普通引っ張り癖がある犬、シニア犬
H型普通良い子犬、足を触られたくない犬

犬種ごとの特徴に合わせたハーネス選びのコツ

犬は種類によって体格が全く違います。首が太い子もいれば、胸板が厚い子、胴が長い子もいますよね。一般的なハーネスではうまくフィットしない場合もあるため、犬種の特性を考えた選び方が重要になります。自分の愛犬のスタイルを再確認して、その体型に無理なく馴染むものを選んであげましょう。

首が太いパグやフレブルに合う形

パグやフレンチブルドッグなどの短頭種は、首が太くて短く、胸板ががっしりしているのが特徴です。この体型のワンちゃんに頭から通すタイプのハーネスを使おうとすると、首回りに合わせると胴がキツく、胴に合わせると首がスカスカになることがよくあります。

彼らは呼吸器がデリケートなため、首を締め付けないことが絶対条件です。背中でバックルを留めるタイプや、首回りのサイズを大きく広げられるタイプを選びましょう。また、体温調節が苦手な犬種なので、熱を逃がしやすい薄手の素材を選ぶことも大切です。

  • 首と胴を別々に細かくサイズ調整できるもの
  • 頭を通さず、足を通してから背中で留めるタイプ
  • 通気性が良く、体に熱がこもりにくい素材

足が短いダックスの腰を守る工夫

ミニチュアダックスフンドのように胴が長い犬種は、腰への負担を減らすことが何よりも大切です。ハーネスの重心が後ろに寄りすぎていると、歩くたびに腰に余計な力がかかってしまいます。なるべく前の方で重心を支え、体を水平に保ちやすいデザインを選んでください。

また、足が短いため、地面に近い位置でストラップが遊んでいると、引っかかって転倒する恐れがあります。余ったストラップをしっかり固定できるものや、胸下の丈が短めに設計されている「ダックス専用」の形を検討するのも良い方法です。

  • 腰への負担が少ない前重心のデザイン
  • 地面に擦りにくい、体に密着するタイプ
  • 背中の長さが調節できるものを選ぶ

抜け出しが得意な柴犬への対策

日本犬、特に柴犬は「散歩に行きたくない!」と踏ん張った時に、スルッとハーネスを抜いてしまうのが得意な子がいます。これは首よりも頭が小さかったり、首周りの毛が豊かで滑りやすかったりすることが原因です。一度抜けることを覚えると繰り返すため、抜けにくい工夫が必要です。

首回りと胴回りがしっかり締まり、さらに背中のストラップで2カ所を連結しているタイプなら、後ずさりしても抜けにくくなります。ダブルロック機能が付いたバックルなど、安全性が高いパーツを使っているものを選ぶと、飼い主さんの安心感も違います。

  • 後ずさりしても抜けない「8の字」や「H型」
  • サイズが緩まないストッパー付きのもの
  • 首と胴の2カ所をリードで繋げるタイプ

体に負担をかけない正しいサイズを測る方法

せっかく良いハーネスを買っても、サイズが合っていなければ宝の持ち腐れです。大きすぎれば抜けて事故に繋がりますし、小さすぎれば皮膚を傷めたり呼吸を苦しくさせたりします。今の愛犬の「本当のサイズ」を知ることで、オーダーメイドのようなフィット感を手に入れることができます。

胴回りの一番太い場所はどこ?

サイズ選びで最も失敗しやすいのが胴回りの計測です。多くのハーネスで基準となる「胴回り」とは、前足のすぐ後ろ、肋骨が一番大きく膨らんでいる部分を指します。ここを測る時は、メジャーが斜めにならないよう、地面に対して垂直にぐるりと一周させてください。

毛がふわふわしているワンちゃんの場合は、毛を軽く押さえて、肌にメジャーが添うくらいの感覚で測るのがコツです。ゆとりを持ちすぎて測ってしまうと、実際に装着した時にブカブカになってしまうので注意しましょう。

  • 前足の付け根から指3本分くらい後ろを測る
  • メジャーを水平ではなく、垂直に一周させる
  • 毛の厚みを考慮しつつ、肌に添わせて測定する

首の付け根を測る時の注意点

ハーネスにおける「首回り」は、首輪をつける位置よりも少し下の「首の付け根」を指します。鎖骨のあたりから首の後ろの一番高い部分を通るように測ってください。ここが正しく測れていないと、喉に食い込んだり、逆に肩からずり落ちたりする原因になります。

特にY字型やベスト型のハーネスは、この首回りのサイズが固定されている製品も多いです。ここがキツすぎると、犬が下を向いて匂いを嗅ぐ時に苦しくなってしまいます。測る時は犬を立たせた状態で、リラックスしている時に行いましょう。

  • 普段の首輪の位置より1〜2センチ下を測る
  • 首を下げた時にも苦しくないか想像して測る
  • 正面の骨(胸骨)の出っ張りを確認しながら一周させる

体重だけで判断してはいけない理由

パッケージに「5キロ〜10キロ用」と書いてあっても、それを鵜呑みにするのは危険です。同じ体重でも、筋肉質で胸板が厚い子もいれば、細身で足が長い子もいます。体重はあくまで「強度の目安」と考え、実際の購入は必ず「cm」の数値を優先してください。

例えば、体重は8キロでMサイズ相当でも、胸板が厚すぎてLサイズでないと入らない、というケースはよくあります。また、海外ブランドの製品は日本の犬の体型と合わないこともあるため、必ず自分の手で測った最新の数値を、製品のサイズ表と照らし合わせましょう。

  • 体重はバックルの強度を確認する指標にする
  • 首回りと胴回りの「実寸」を最優先する
  • ブランドごとのサイズ表を必ず個別に確認する

散歩中に抜けないための安全な付け方と手順

正しいハーネスを選んだら、次は正しく付ける番です。どんなに性能が良くても、付け方が間違っていれば犬は不快に感じ、散歩そのものを嫌いになってしまうかもしれません。愛犬を怖がらせず、かつ安全に装着するためのルーティンを身につけましょう。

足を上げずに装着できるタイプ

足を触られるのが苦手なワンちゃんは意外と多いものです。無理に足を上げさせて通そうとすると、散歩の準備のたびにストレスを感じてしまいます。最近では、首に輪を通して、胴回りのバックルをパチンと留めるだけの「足を上げないタイプ」が増えています。

これなら犬が立ったままの自然な姿勢で装着できるため、嫌がる隙を与えません。また、頭を通すのも苦手な子の場合は、首部分もバックルで外せるタイプを選ぶと、すべての装着を「横から包むだけ」で完結させることができます。

  • 犬が四つ足で立ったまま装着できるものを選ぶ
  • バックルを留める時の「カチッ」という音を怖がらせない工夫をする
  • 首も胴も開閉できる「3箇所バックル」などが便利

指が何本入るのがベスト?

ハーネスを付けた後、必ず確認してほしいのが「締め具合」です。理想的なのは、ハーネスと犬の体の間に指が1〜2本入る程度の隙間がある状態です。これより緩いと、犬が踏ん張った時に肩から抜けてしまう危険があり、これよりキツいと呼吸や動作を妨げてしまいます。

特に注意したいのが、立っている時と座っている時ではお腹の膨らみが変わることです。立った状態で調整し、その後に座らせてみて、食い込みすぎていないか再確認してください。また、散歩中にストラップが緩んでくることもあるので、歩き出しに一度チェックする癖をつけましょう。

  • ストラップのどこに指を入れても1〜2本入るか確認
  • 座った時にお腹を圧迫しすぎていないか見る
  • 毛のボリュームに騙されず、指の感覚で判断する

左右のバランスが崩れていないか

ハーネスを付けて歩き出した時、片側にだけずれてしまうことはありませんか。これは左右のストラップの長さが均等でない証拠です。重心がずれると、犬はバランスを取ろうとして不自然な歩き方になり、関節や筋肉に余計な負担がかかってしまいます。

正面から見た時に、中央のパーツがしっかり胸の真ん中に来ているか確認しましょう。背中のリードを繋ぐ部分も、背骨のラインに沿っているのが正しい状態です。左右対称に整えることで、リードからの指示も正確に伝わりやすくなり、散歩の質がぐっと向上します。

  • 胸のパーツが体の中心に来るよう調整する
  • 左右のストラップの余りが同じ長さかチェックする
  • 歩いている時にハーネスが回転していないか見る

引っ張り癖を直したい時の選び方

「散歩に行くと、犬に引きずられて腕がパンパン……」そんな悩みを持つ飼い主さんは多いですよね。無理に引っ張り返すと犬の喉を痛めますが、ハーネスの選び方ひとつで引っ張り癖の対策がしやすくなります。愛犬とアイコンタクトを取りながら、優しく歩く練習ができるハーネスを活用しましょう。

リードを胸側に繋ぐ仕組み

一般的なハーネスは背中にリードを繋ぎますが、引っ張り対策用には「フロントクリップ(胸側クリップ)」が付いているものがおすすめです。犬が前に行こうと引っ張ると、胸側のリードが引かれるため、自然と犬の体が飼い主さんの方を向く仕組みになっています。

これにより、犬は「引っ張っても前に進めない」ことを自然に学習します。無理な力で抑え込むのではなく、構造的に引っ張りを制御できるため、小型犬から大型犬まで安全にしつけをサポートできます。

  • 胸の前にリードを繋ぐDカンがあるものを選ぶ
  • 引っ張ると体が横を向く原理を利用する
  • 飼い主さんと目を合わせるきっかけが作りやすい

脇が擦れて痛くならない素材

引っ張り癖がある子は、常にストラップが体に強く当たっています。特に前足の付け根(脇)付近は皮膚が薄く、硬いナイロン素材だと「脇ずれ」を起こして赤くなってしまうことがよくあります。引っ張る子ほど、肌に当たる部分の素材にはこだわってあげてください。

ウェットスーツに使われる「ネオプレン」などのクッション性が高い素材や、縁取りが丸く加工されているものなら、摩擦による痛みを大幅に軽減できます。痛みがなくなれば、犬も散歩中のストレスが減り、落ち着いて歩けるようになる一助となります。

  • 脇に当たる部分が柔らかいクッション素材か
  • ストラップの縁が食い込まないように加工されているか
  • 摩擦に強いが肌触りは優しい素材を選ぶ

飼い主の指示が伝わりやすい構造

ハーネスは首輪に比べて「指示が伝わりにくい」と言われることがありますが、体にしっかりフィットしていればそんなことはありません。体に遊び(隙間)が多すぎると、リードを引いてもハーネスだけが動いてしまい、犬に意思が伝わりません。

引っ張り癖を直したいなら、体と一体感が出るくらいフィット感が良いものを選びましょう。また、背中にハンドル(取っ手)が付いているタイプなら、車が来た時や他の犬とすれ違う時に、サッと愛犬を制御できるので非常に便利です。

  • 体にぴったりフィットして合図がすぐ伝わるもの
  • いざという時に愛犬を保持できるハンドル付き
  • リードの重みでハーネスがずれない安定感

シニア犬や子犬に優しい素材は何がいい?

年齢によって、犬の皮膚の強さや体力の維持しやすさは変わります。若い頃は平気だった素材でも、シニアになると肌トラブルの原因になることも。今の愛犬の年齢や皮膚の状態に寄り添った素材選びをすることで、散歩の疲れを最小限に抑えてあげましょう。

皮膚が弱くても安心なメッシュ

子犬やシニア犬は皮膚が薄く、デリケートです。また、体温調節機能が未熟だったり衰えていたりするため、熱中症対策も欠かせません。そこでおすすめなのが、通気性に優れた3Dメッシュ素材です。軽くて蒸れにくいため、一年中快適に過ごせます。

メッシュ素材は適度な弾力があるため、急に引っ張られた時の衝撃も優しく吸収してくれます。汚れても洗濯機で洗えて乾きが早い製品が多いので、お散歩で汚れやすい子犬期にもぴったりな選択肢と言えるでしょう。

  • 熱を逃がして蒸れを防ぐ通気性の良さ
  • 衝撃を分散させる弾力性がある
  • 軽くて洗濯しやすく、清潔を保ちやすい

柔らかくて軽いクッション生地

体力が落ちてきたシニア犬にとって、ハーネス自体の「重さ」は大きな負担になります。重厚な革製や金属パーツが多いものは避け、驚くほど軽い高機能ナイロンやクッション生地を選んであげましょう。

特に、立ち上がりを補助する機能があるハーネスなどの場合は、裏地がフリースやネオプレンになっているものだと、長時間付けていても擦れにくく安心です。「付けていることを忘れるくらい軽い」ことが、老犬の散歩の意欲を保つ秘訣になります。

  • シニア犬の負担にならない軽量設計
  • 肌に優しいフリースやネオプレンの裏地
  • 関節の動きを妨げないソフトな肌触り

夜道でも見つけやすい反射材付き

子犬は好奇心旺盛で予想外の動きをしますし、シニア犬は目や耳が不自由になり、周囲の危険に気づきにくくなります。夕暮れや夜の散歩では、事故を防ぐために視認性を高めることが必須です。ストラップ全体に反射糸が編み込まれているものや、広い範囲に反射パネルが付いているものを選びましょう。

これにより、遠くからでも車のライトを反射して、ドライバーに犬の存在を知らせることができます。特別なライトを持ち歩かなくても、ハーネス自体が光る仕組みになっていれば、毎日の安全性がぐっと高まります。

  • 3M社製などの高品質な反射材を使用しているか
  • どの角度からも光が見えるよう配置されているか
  • 暗い場所でも愛犬の居場所がすぐわかる安心感

首輪とハーネスを使い分けるべき場面

「ハーネスがいいのは分かったけれど、首輪はもう使わない方がいいの?」と思うかもしれません。実は、首輪とハーネスにはそれぞれ役割があります。目的や状況に合わせて賢く使い分けることが、愛犬とのコミュニケーションをよりスムーズにします。

しつけを重視したい時の首輪

首輪は犬の首という敏感な場所に直接触れているため、飼い主さんの意図が最も伝わりやすい道具です。「止まって」「こっちだよ」というわずかなリードの動きが伝わりやすいため、横について歩くトレーニングをする時期には適しています。

ただし、これはあくまで「合図を送るため」であって、力任せに引くためではありません。しつけが終わっており、引っ張らずに歩けるワンちゃんであれば、首輪だけでも快適に散歩ができます。短時間のトイレ休憩など、パッと付け外ししたい時にも便利です。

  • トレーニング中で細かい指示を出したい時
  • 引っ張らずに横を歩けるワンちゃん
  • 自宅内での迷子札代わりとしての使用

体の健康を優先するハーネス

散歩の主な目的が「リフレッシュ」や「運動」であれば、やはりハーネスが一番です。犬が自由に匂いを嗅いだり、少し速足で歩いたりしても、喉が苦しくならないからです。健康面を考えれば、特に喉が弱い犬種やシニア犬にとっては、ハーネスが終生のパートナーとなります。

また、万が一リードが何かに引っかかった際も、ハーネスなら首を吊るような形にならないため、大怪我を防ぐことができます。「安全と快適」を最優先にするなら、日常の散歩はハーネスをメインにするのが現代のスタンダードです。

  • 喉や気管の健康を一生守り続けたい場合
  • のびのびと自由にお散歩を楽しませたい時
  • 万が一の事故の際に、体への衝撃を最小限にしたい時

両方使うダブルリードの活用法

絶対に脱走させてはいけない状況や、力が強すぎて制御が難しい大型犬などの場合は、首輪とハーネスを両方装着し、それぞれにリードを繋ぐ「ダブルリード」という方法があります。どちらか一方が抜けてしまっても、もう一方が繋がっているため、最悪の事態を防げます。

また、片方のリードはしつけ用、もう片方は安全確保用として使い分けることもできます。保護犬を迎えたばかりで性質が分からない時や、花火大会などの大きな音がする場所へ行く際には、このダブルリードが究極の安全策となります。

  • 絶対に逃がしたくない時の究極の安全対策
  • 首輪への指示とハーネスの安心感を両立
  • 一方が壊れても予備があるという飼い主の安心

まとめ:愛犬にぴったりのハーネスで毎日の散歩をもっと楽しく!

いかがでしたか?愛犬にぴったりのハーネスを選ぶことは、ただの買い物ではなく、愛犬の健康と安全を守るための大切なステップです。形や素材、サイズ選びのコツをマスターすれば、愛犬の足取りは驚くほど軽やかになります。最後に、今回お伝えした重要なポイントを振り返ってみましょう。

  • 喉を圧迫せず、肩甲骨の動きを邪魔しない形を選ぶ
  • 気管が弱い子にはY字型、引っ張る子にはベスト型が最適
  • サイズは体重ではなく、実寸(首の付け根と胴回り)で判断する
  • 装着時は指が1〜2本入る隙間を作り、左右のバランスを整える
  • 素材は通気性の良いメッシュや肌に優しいクッション生地を選ぶ
  • 引っ張り癖があるなら、胸側にリードを繋げるタイプを活用する
  • 安全性を高めるなら、反射材付きやダブルリードも検討する

ハーネスを変えるだけで、ワンちゃんの表情がパッと明るくなることもあります。「今日はなんだか歩くのが楽しそうだな」そんな風に感じられる日が一日でも増えるよう、愛犬に最高のプレゼントを選んであげてくださいね。

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